ぼっちリーマンの日常

部署に所属している人が一人になってしまった日常

ぼっちとは言いつつ唯一の上司の存在

ブログのタイトルにもあるぼっちとは『独りぼっち』から持ってきている。

文字通りだと部署内には1人という意味だが、実際には一人ではない。

 

ただ開発グループというカテゴライズされた組織には自分一人しかいないのだが、その上部に位置する開発部という組織には開発部長という肩書を持った定年間近の上司が存在する。

 

その上司はとにかく頭の回転が速く、過去にあった人の中ではトップレベルの頭脳の持ち主。

その人の名(迷?)言というと、


①今話してることって小5の道徳で習ってきただろ
②東大は一応A判定だったけど、人が多いところが嫌いだから東北大にした
③資格勉強は一回さらっと参考書読んで、過去問3年分解けば受かるだろ


など、今思い出せるだけでインパクトがある文だが、それをサラっといってしまうのが癪に障る。

一つ一つ紹介すると、

①今話してることって小5の道徳で習ってきただろ

⇒責任問題についてディスカッションしていた時にいわれたのだが、
 言われた瞬間は言わずもがなぽかんとした。
 理由はそんな過去の話なんて覚えてもいないから。
 ただ今の小5の道徳をググってみると確かに責任についての授業があるっぽい。
 定年間近の上司が小学校のときのカリキュラムにもあったのだろうけど、
 それを覚えている上司も上司だが、40年近くカリキュラムが変わっていないこと
 にも驚いた。

 

②東大は一応A判定だったけど、人が多いところが嫌いだから東北大にした

⇒休憩時間は数十年前の数学書を読んだり、空を見上げて雲の流れを観察している
 かなり特殊な人間のため、大学もかなり超高学歴だろうと思って聞くと、
 予想通りの東北大学
 出身が千葉の方だから経緯を聞いてみると、東大理一、理二はA判定だから
 受ければ合格したんだろうけど、東京は人が多いから嫌い。
 東京以西は興味なく、人が少なそうな大学で先生におススメされたのが
 東北大学だったからそこにした、という。
 東大A判定はジョークでいう人は周りに数人いたが、話を聞く限りホントの話で、
 超天才肌だからこの情報はホントなんだろう。。。

 

③資格勉強は一回さらっと参考書読んで、過去問3年分解けば受かるだろ

⇒言いたいことはわかるが、この上司のさらっとが特殊。
 参考書の赤くなっているキーポイントのみを見るだけで、
 読破(?)したらもう過去問に移行。
 時間がもったいないということと、ほかを読んでもあまりためにならないようで、
 その勉強法で環境計量士やエネルギー管理士(熱・電気)、公害防止(全種)を
 取得している。
 死ぬ気で勉強して公害防止水質1種を2年かけてとった身からすれば、
 上記の資格を制覇していることは意味不明。
 まぁさらっとといいつつ、見えないところで勉強しているのだろうが・・・

 

ただこれだけすごいと思わせる上司なのだが、尊敬できる、目指したい、相談したい上司という対象では全くなく、できるだけ関わりたくない存在の一人である。笑